12月1日(日)
佐賀市のT様邸の地鎮祭を執り行いました。
今回はお施主様のご希望で佐賀市の黄檗宗 瑞龍山 大興寺様に仏式の地鎮祭をお願い致しました。
あいにくの雨天でしたが、おごそかな雰囲気で式は滞りなく進み、工事中の安全と建築後の家内繁栄をお願い致しました。
地鎮祭の方式には、神道式と仏式とがありますが、仏式にはなじみのない方も多いかもしれませんので
仏式の地鎮祭とはどのようなものか和尚様に簡単に説明をしていただきました。
佛式の地鎮祭の説明
仏式での地鎮祭は、あまり聞かれないようですが、私の宗派、黄檗宗にはその場所をお清めする演浄儀という法式があります。
依頼主の志願をかなえるために行うことは、神式と何ら変わりません。
違いがあるとすれば、お供えして頂いた物(水、塩、米、清酒など)を香に薫じて、真前でお焼香して、和尚がお清めした後に続いて、依頼主にも同じようにお清めを務めて頂きます。
いわゆる参加型の法要になります。
場所や地域によっても様々な違いもありますので、事前に打合せをして、依頼主の納得出来るやり方で、お手伝いさせて頂いております。
私の宗派、黄檗宗とは、江戸時代中期に中国から渡来した隠元禅師によって普及した、既成仏教最後の禅宗の一派です。